MAGIUS:スレイヤーズRPG 入門! リナの魔法教室/富士見書房/中澤光博&ORG

 昨日に引き続いてMAGIUS、そしてスレイヤーズという構成。いや、別にサボってるわけじゃないですよ?
 MAGIUSのルールも数多いから、まとめてこなしてしまおうというだけの話で(爆)
 実際のところは「遊んだルール>(越えようのない壁)>眠っているルール」だからそう数は多くないんだが…
 そのへんどこも同じかなとも思ってみたり。何しろ知り合い連中でもやったことないルールを抱えてる人はそこそこおるし。
 まぁ趣味に合わねぇ!って人はしばらくお待ちください、もうしばらくMAGIUS話が続きます故に(汗)
 

 このゲームでのPCの目的は魔導士協会が主催する魔法学校に入学して立派な魔導士になること。
 カリキュラムに従って授業を選び、講師の説明を受ければ過程終了後に必ず一流の魔法が使えるようになる、とはいうのだが。
 講師陣はリナを筆頭にゼルガディス、アメリア、ナーガ、シルフィールなど二癖も三癖もありそうなのしかいなかったり(汗)
 果たして無事にこの魔法学校を卒業することはできるのだろうか…?という感じで話が始まります。
 …こうやって書くと比較的まともそう(?)に聞こえはするんですがねぇ(汗)
 MAGIUSシステムでは比較的珍しくキャラクターを自分で作って遊ぶタイプの作品で、キャラメイクは入学試験という形式を取ります。
 ただこの能力値決定が曲者。試験内容は全てダイスロールでの数値決定になるので、運が悪いと魔法使用に一番必要である、
 メンタルの能力値がへぼへぼになってしまう可能性もあってみたり。是非ともメンタル系の試験の際には気合を入れてダイスを振りましょう(爆)
 能力値を決めた後は教科の選択、担任講師の決定、並びに卒業試験の決定になります。ある意味では運命の分かれ道とも言えなくありませんな。
 自分の担任に決定した講師によって卒業をするために覚えなくてはならない課題魔法というのも決まります。講師によって課題魔法は違いますが、
 忘れずに覚えるようにしないと後々苦労しますから適宜覚えるようにしましょう。覚えて損をするようなことはありませんし(笑)
 卒業試験が決まると何を目標にするかというあたりが見えるので、以後の参考にしましょう。鉱石探しには穴掘りの呪文があると楽ですしね。
 

 さてシステムの内容ですが…MAGIUSの基本説明は前回やっているのでパス。(爆)
 そういうことで特徴的な部分の説明だけに留めようかとも思うわけですが、これも意外とあったりしてどこから攻めようか困ったりして。
 このゲーム、基本は担任講師の元で魔法の勉強に勤しむわけなんですが。時には別の授業を受けたいなぁって人もいたりする。
 そんな時には授業のエスケープを行ない、成功すれば別の講師の授業を受けに行くことが可能になるわけですよ奥さん(何)
 まぁ教える方法が違うために減る能力値とかも結構違ったりするんで、たまにはエスケープしてダメージを分散させるのも手ではあるかな?
 リナは理論的に延々がしがし授業を進めるので基本的にMPが減少するし、アメリアは走り込みなどの体力的なトレーニングも入るのでHPが減るなど、
 ホントに真面目に授業する気あるのかと思うよーなところもあってみたりします(汗) ナーガの授業形式? そんなの聞くなよ(爆)
 普通の学校と同じように1学期から3学期まで分かれており、その合間には休みも当然あります。この休暇をどのように使用するかも悩み所で、
 海で魔法の撃ちっぱなしや家に篭って追加の魔法修得、中にはガウリイと一緒に山篭りなんて行動もあったりするんですよね。
 ああ、試験で悪い成績取っちゃった人用にリナが引率で試験の受け直しなんてのもあったりしますが(笑)
 他にも遠足や運動会など、学校ネタとしては基本な部分を押さえてきます。場合によっては以後の展開を有利にすることもできるので是非(笑)
 すべてのカリキュラムが終了した時点で試験の成績が一定以上、並びに卒業に必要な課題魔法を取得していれば卒業試験に進むことができます。
 もし条件を満たしていない場合……補修が待っています、頑張って条件を満たしてください(汗)
 あとは入学時に決めた卒業試験を潜り抜ければ晴れて魔法学校卒業となります。ここまで来れればひとまずのゲームクリア。
 そしてこのキャラクターを使って前回紹介した「だんぢょん大作戦!」で遊ぶことも可能です。火力を調節しそこねて迷宮を吹き飛ばさないように(汗)
 

 このゲーム自体実際にやったのは数回程度だったりするのですが。プレイ人数は2〜3人ぐらいにしといた方がよさそうです。
 何せ授業という形式を取るので、場合によっては待ち時間が長くなりプレイヤーが退屈してしまう場合もあるかな、という心配もあるので。
 エスケープかまして一緒に授業を受けたりする光景もあるんでそのへんはまぁ許容範囲ではあるのですが(汗)
 自分のキャラクターを作るシステムのため、プレイヤーが比較的スレイヤーズを知らなくても遊ぶことはできますが、GMは読んでおいた方がいいかと。
 講師として出てくるキャラの説明ぐらいはさらりとできるようにしておきたい…まぁルールブックに書いてありますけど、理解を深めておいて損はない(笑)
 あとやることは簡単なんだけどプレイ時間は結構かかるという見本のようなシステムなので、時間には注意。
 学校モノだから学期ごとに休憩とかもいいけど、回数分けてやるほどのものでもないなぁ…とは思えてしまう。
 ちなみにこれをプレイ中にGMの自分が寝てしまうというハプニングもあったりした。すまん、当時のプレイヤー諸君(汗)
 余談としてこのルール、スレイヤーズ好きの方々には呪文リストとしての価値もあるらしい。
 まぁ当時までのあらゆる呪文が全部書かれてるし、よくまとめたもんだと読んで感心したりもした…
 …もっと凄いのは全部キャラクターに覚えさせることができるって部分か。まぁGMとしては全部覚えてられるかって話なんだけど(爆)