MAGIUS:スーパーロボット大戦RPG/オリジナル作品/???・神龍企画で改変

 これもまたある意味聞き慣れたフレーズかな? まぁ最近始めたばかりという方々にはちょっと辛いところもあろうが(汗)
 自分とスパロボの出会いを考えるときっちり初作(GB)からの付き合いとなります。ガンダムチーム選んでボコボコ撃墜されてたっけかな?
 ガンダムチームは人数は多いんだけどマジンガーやゲッターのような決め手を持っているユニットが数えるほどしかおらず、
 一回死んだら復活なしというシステムのおかげで「味方を殺さないように」という前提の元戦うのがなかなかヘビーだったなぁ(泣)
 …やはり当時から戦術能力は低かったのねー、とか今更ながらに実感。泣くぞコンチクショウ(爆)
 

 ご存知バンプレストが代表作「スーパーロボット大戦」をMAGIUSのシステムに組み込んだというネタ。
 実はコンベンションでプレイした際にもらったルールからこっちのメンツで膨らませて弄り倒したルールだったりするのではありますが。
 これも歴史としては結構長い作品であったりします。何しろ自分らがコンベンション行ってた時代のお話だからねぇ(汗)
 内容については…説明する必要もないかなぁ、ここ読んでる人なら基本的に知ってるはずだし(笑)
 とりあえず自分の好きなロボット作ってパイロットこさえて乗っけたあとにみんなでドンパチやろうぜーという感じ。
 …実に投げやりな説明ですが、スパロボって基本的にはこーだからなぁ(汗) このへん今も昔も変わらないとこですわなぁ。
 たださすがに自分達でやる場合はある程度の世界設定を行ないました。何しろ少し長くやる場合世界設定の基盤がないと、敵が出しづらい(汗)
 プレイヤー側もそのへんがないとまともに味方機を作れないってのもあるので、ごくごく簡単にではありましたけどね。
 

 システムとしては当然MAGIUSが基本になってくるわけで。普通は能力値+2D6、技能は3D6振って2個選ぶという感じ。
 そしてボディ(B)が白兵命中、メンタル(M)が射撃命中、テクニック(T)で回避の判定を行なう仕様になっております。
 ただ条件によってはこのダイスが4つにも5つにもなっちまうから実にタチが悪い。ここからはパイロットの特殊技能が関わる部分ですな。
 ヘッドライナー(FSS)やエースパイロット(マクロス系)のパイロットが持つ特殊技能がこの効果なため、彼らはかなり避けまくる(汗)
 雑魚ではまず当たらず、場合によってはリアル系ボスキャラですら半々かそれより分が悪いかの勝負になるぐらいで。
 GMをメインでやってましたが、本格的に敵ユニットの能力が跳ね上がっていくさまがよくわかりました(汗)
 あとスパロボをやっているとどうあっても戦闘に関わってくるステータスの一つである「気力」。
 本来ならこれを一定以上貯めないと必殺技が撃てないとかですが、このシステムではその役目を兼ねてそれ以上に重要な数値となります。
 何しろこのゲーム、精神ポイントがないために「気力を消費して精神コマンドを使用する」ため、どうにかして貯めないと大変です(汗)
 そして気力を貯める方法はロールプレイ、要するにキャラクターの演技が必要になります。例えば自分がνガンダムに乗ったアムロであるならば、
 出撃時に「アムロ、いきまーす!」と言ったり、武装使用時に「行け、フィンファンネル!」と叫んだりすると気力が貯まるというシステムなのだ。
 気力の貯まる行動をキャラクターシートに書き止めておくとGMにもわかりやすく、実にフレンドリー。(何)
 ヒーローポイントを使って無理矢理気力を上げちゃう方法もあったりしますが、普段はこっちで上げるのがよいでしょう。
 そしてある意味キモになるロボットデータ。大まかに能力の決まっているアーキタイプを弄って武装を取り付けるという
 比較的シンプルな作り方なんですが、これも慣れるまでちと大変。ロボットのデータ製作には電卓は必須だと思う。むしろ使え(爆)
 そして今見ると「うわ、装甲重視型弱っ!」と吠えてしまうぐらいの偏りっぷり。そりゃそーですよ、ルールのできた当時の世代を考えれば。
 時期的にはちょうど「おおー、アムロが戦闘で叫んでる!」とか言ってる第4次Sぐらいの頃合なんだものなぁ(汗)
 あの頃はマジンガーZも後半ぼっこぼこにされると楽々撃墜されちまうようなデータでしたからねぇ…グレートやグレンダイザーでも相当危うい。
 そんなわけでリアル系の高速戦闘型が部隊の半数以上を占めるという状況になってしまう。ある意味正しい部隊だとは思うんだけど。
 まぁスーパー系ってオリジナルで作ろうとしたらエネルギー源とか材質とか悩む内容がてんこもりだからなー(汗)
 

 メインキャンペーンとして行なっていたのは大きく分けて2つ。その頃遊んでいた面子が2箇所だったのでそのためでありますが。
 民間企業が軍事参入し製造されたナデシコ系戦艦「ユニコーン」を旗艦とするユニコーン小隊の話がその一つ。
 こちらはある意味正統派スパロボと言えなくもない展開になっていく感じになりましたとさ。自分もGM楽でしたというと睨まれそうだが(汗)
 その気質は軍隊というよりも文字通りの独立愚連隊と言うべきものであったよーな(笑) 風紀的にもナデシコが近かったかなとも。
 この部隊を指揮していた隊長こそメイズ=フィラン。この当時はHM(ヘビーメタル)のパイロットでありましたとさ。
 作戦内容は「各機、各個撃破!」という実にわかりやすい行動指針であり、PCがそれぞれ各所で暴れ回るような
 なんとも容赦のない戦術が繰り広げられていたりもしました。ええぃ実に御し難いPLどもめっ(爆)
 もう一つのキャンペーンは当時通っていた専門学校のメンバーがメインとなったもの。
 こちらの旗艦は超能力者専用という突飛な性能を持つペガサス級戦艦「アークエンジェル」…
 はい、奇しくもガンダムSEEDを名前ぶっ被ってますね(笑) 昔のことですんで気にしないでくださいな(汗)
 ユニコーン小隊が微妙に軍規って何?みたいな連中だったことも響いたのか、こっちのメンツはどこか軍属チック。
 いや、スーパー系がいないってわけじゃないんですがどことなーく軍隊モノのようにきっちり部隊の役割付けができてるというか。
 …やはり戦艦が宇宙世紀モノだと自然とそうなるのかなぁ、とか今更ながらに考えてみたり。
 残念ながらこのキャンペーン、メンバーが揃わなくなるという理由などで途中で中断してしまったわけですが。
 今思えば各種ネタの産出量は多かったなぁと思うわけです。自作品へのフィードバックも相当量ありますからねぇ。
 

 コンベンションでも幾度かやっているのですが、その中でも一番思い出深い話を一つ。
 時代は第2次ぐらい、場所はアフリカ戦線。DCの部隊の一つであるPC達の小隊は襲い来る異星人との戦闘に明け暮れていた…
 なおこの際の搭乗機体はザクⅡ。(爆) 武装はヒートホークとザクマシンガン、クラッカーという程度(汗)
 しかも小隊のクセして武装は全部行き渡らないという酷さ。実に苦しい戦いしてんなぁというところからスタートしました(笑)
 この際のプレイヤーは2人で、それぞれ白兵と射撃に分かれて戦闘をこなしていたのですが…いやぁ、ザクが弱い弱い(汗)
 敵でちょこちょこと出したミニフォー(異星人の偵察用UFO)相手にすら苦戦する有様。武装貧弱なので仕方ないんですけどね。
 その後プレイヤーが追加で参加したため、新型機を投入。ザクⅡが使われていたところにいきなりマラサイが出てきてしまう始末(爆)
 「おい、あの新型ビーム兵器が使えるのか!」とかいう話になってみたり。いやぁ、このへんもネタの一環だよなぁ(笑)
 そして最後の戦いはvs機械獣。普通に戦おうとして装甲が厚すぎるため戦闘にならないというステキな結果に上層部も考えたようで。
 新型兵器・試作型マゼラキャノンを準備。威力は高いが一発しか撃てないという花火のようなシロモノですが。
 それを駆使してなんとか機械獣撃退。無事にシナリオ終了となったのですが…彼らはそのあとどーなったんでしょうなぁ。
 少なくとも長生きはしそうにない連中ではあるんですけどねー(笑)
 

 そしてこの頃から自分の戦術的な能力の薄さがよくわかってきてみたり。ホント敵の配置とか難しいですよー(汗)
 まぁどんな配置しても突っ込んできてまとめて蹴散らすような連中が揃ってるんでそのへんはまぁ…とも思わなくもない。
 それからしばらくシミュレーションを遊んではいるのだけど、状況はあまり改善されたとは言えず。
 こういう流れがあって、後々ドラゴンアームズなんかが苦しくなったりもするんですが、その話はまた後程(汗)