ゴーストハンターRPG/アスペクト/安田均・白川剛&グループSNE

 的確にだんだんと更新が間に合わなくなっている感じですな。やばやば(汗)
 あと休みの日に活動しようとすると急に眠くなるってのが最近の悩み。ふと気付くとぐーすか寝てる…
 なんか生活リズムっていう意味では以前より厳しいものになってる気がするけど、そのへんは仕方ないのかなー(トオイメ)
 あとチラシとかの紙を大量に扱うもんで手がサクサクと切れるんですが。そのうち見事に大出血したら表の日記にでも書くか(爆)
 たぶんその場合はしばらく日記更新止まるよねー(汗)
 

 時代は1920年代、そこには一つの機関が存在した。名称は「心霊調査機間」という。実にいかがわしい気がするが気にしないように。
 その活動内容は怪奇現象の調査。この世界に時々起こる奇怪な現象を調査、それが現実に悪影響を及ぼそうとするならば阻止するという活動をしている。
 そしてその活動を行なう者はゴーストハンターと呼ばれる。名前の理由は実に単純、怪現象のほとんどは幽霊(ゴースト)の関わる事件だからだ。
 もっとも怪現象であれば事件の寄り好みはしないことが普通。基本的に個人活動がメインなので、任務というより好奇心で動く方が多いだろうか。
 普段は普通通りの生活を営んで、機間から連絡があったときだけ参加するようなこともできる。そのへんは比較的自由といっていい。
 秘密結社の構成員や異界の生物などにも遭遇するだろう。死ぬほどに、もしくは死んだ方がマシだというぐらいに恐ろしい体験もするだろう。
 だがそれを望むというのならば…心霊調査機間は君を歓迎するだろう。ようこそ、ゴーストハンターの世界へ。
 

 ここで紹介してるのは最近出た新しいルールじゃなくて古い方。実に歴史というか時代を感じる今日この頃(汗)
 1920〜30年代のアメリカやヨーロッパを舞台にしてゴーストハンターと呼ばれる心霊調査機間の一員となり、怪現象に挑むのがこのゲームです。
 上にも書いた通り普段は普通に探偵とかジャーナリストとかやってて、面白い(爆)事件が起こると招集されるってのが普通だろうかなぁ。
 そして怪しい事件があれば世界中どこへでも出向くあたり、この人達は足が軽いので意外とワールドワイドになるっぽいですな(笑)
 概念的にはホラー/オカルトのハーフというところだろうか。精神崩壊のピンチもあるが気持ち良くドンパチやって戦うことも可能ではあるし。
 キャラクターメイキングはダイスとトランプの併用。12枚分カードを引いて、それまでの境遇や才能を決めてからダイスで能力値を決める。
 この際にライバルができてしまうとかも有り得るので注意。まったく意図できないのが難だなぁと思うことしきり(笑)
 判定方法自体は極めて普通のD%ロールによる下方ロール。低い出目を振った方がいいというタイプのシステムを使っているので普通にわかりやすい。
 メイキング直後も比較的能力値が高いのがあってか、命中させたり回避したりも結構成功するのです。まぁいろいろ罠があるんだけどね…(汗)
 戦闘に関してですが、このゲーム武器が安い安い。拳銃からライフル、マシンガンやらダイナマイトまで買えるという素敵加減。
 きっちり武装したハンターにゾンビ程度出ても怖くないっすよ、これ!(笑) まぁHP高めなんでくらってもくらっても前に出てくるんだけど。
 そしてこのシステム、クリティカルで回避を成功させないと完全回避にならない仕様。普通に回避成功だと防護点が有効になるだけなのです(汗)
 まぁこれを成功させないと死ねるんですけどね…(汗) ダメージをそのままくらい続けるとかなり厳しいゲームだし。
 そしてゴーストハンターのキモと言えるのが「恐怖判定」の存在。精神的ショックを受けた際にどの程度恐怖を受けるかというものです。
 惨殺死体や世にも恐ろしい生き物を目撃した際に抵抗判定を行ない、失敗すると精神的なダメージを受けます。
 方法としてはトランプを一枚(場合によってはそれ以上)引いて、その内容に添うのですが…ここにこのルールの妙があります。
 数字札はそのままMPの上限値を減らす精神ダメージになるんですけど、絵札・A札は特殊な効果を持つヒーローポイントに近いもの。
 要は「ある程度怖い思いをすると大活躍のチャンスがある」という感じですか。HP/MPの全回復とかうまいよなー(汗)
 もっとも恐怖判定でもらったトランプが数字ばっかりだとMPが0以下になって狂気の世界にまっしぐらともなりかねないんですが。
 手札を他人に見せてはならないというルールなので、他の人が何点くらってるのかがわからないのが厳しいところですな…(汗)
 

 市販されていたシナリオ集「13の幽霊屋敷」を使ってキャンペーンをやったルールですね。シナリオ自体はほぼさばいた記憶があります。
 PCのメンバー自体がそこそこゲーム慣れしていることもあって、サクサクとシナリオが進んだ記憶があるゲーム。
 たしかサイエンティスト(心霊機械を用いる科学者。ゴーストバスターズを考えれば遠くない)がいなくて残念がってたような気がする。
 しかし第一話あたりからしてなかなかハードだったなぁとか。幽霊屋敷に突っ込んでショットガンやらマシンガンで撃ち倒し放題(汗)
 本来ゴーストに物理的ダメージは入らないんだけど、霊能力者のエンチャントがあれば当たるからばらばらと弾けて消える幽霊ども(泣)
 そういうこともあってかショットガンがよく壊れていたような。ファンブルして吹っ飛ぶと修理不能とか有り得るゲームだからねぇ…
 途中でパワーアップのためのアイテムをちらほら出したりもして強化されて、ますます派手な戦闘が繰り広げられることに。
 いや、マシンガン強い。(笑) 射撃の回数がガンガン上がるので弾さえ当たればドカドカダメージが与えられる。
 そういえばメンバーの中に格闘を得意とする女性キャラがいたんだけど、ゾンビ相手に殴り合いってアンタ…今考えると素敵すぎ(笑)
 あと精神ダメージの札をもらうたびに狂ったように歌い始めるのはどうか。(爆) たしかに狂気のロールプレイなんだろうけどさぁ(笑)
 一通りの幽霊屋敷をぐるりと巡らせて最後に締め。一応キャンペーンとして1つ終わらせたと言っていいのかな?
 自分としては実に楽しくオカルトシナリオができたと思っております。比較的ストレートでわかりやすい世界観だし、
 ホラーと言うほどそこまでおどろおどろしくもなく。三流ホラー映画ぐらいのドタバタアクションぐらいの感覚でもいいのかなぁとか思ったり。
 …まぁ自分がその手の表現苦手だってのもあるんですけど(汗) 基本的に見ないんですよねホラー物映画とか。怖いから(爆)
 新しくルールの刷り直しが行なわれたようで、そちらは見ていないのだけど。そっちの方はどんなもんなんでしょうかね?
 ちょっと興味はあるんだけど…いかんせんやりそうにないルールを買い集めるのはなぁ(汗)